生井地区を歩いて その2

現在、下生井小学校は網戸小学校と共に小規模特認校に指定されていますが、ただ単に少人数教育というだけではなく、風土を生かしたその学校独自の特色ある教育が施されることが重要になります。しかし実際は、複式学級の解消などの消極的理由で小規模特認校制度が利用されています。自然豊かな環境にある下生井小学校は情操教育には最適な学校であるので、やはり生井地区も下生井小学校を起点としてまちづくりを行うべきです。

また、渡良瀬遊水地をいかにして観光資源として活用するかを検討していくべきです。渡良瀬遊水地第2調節池エコミュージアム基本計画(第2期計画)にあるように、子供が楽しめる自然体験や歴史文化を学ぶ場として整備し、特定のニーズではなく、広く市内外から人を呼び込める施策を考えたいところです。例えば、現在あるコウノトリ交流館を渡良瀬遊水地のヨシを利用した体験学習や、揚舟や水塚を展示して生井の歴史文化を学習できる生涯学習施設として再整備してみてはいかがでしょうか。

旧思川沿いを歩いていると、釣りをしている人で賑わっていたので話しかけてみると、隣の茨城県から来たとのことで、どうやら旧思川は穴場だそうです。とても楽しそうでした。